9月20日、東京都成城のデイサービス施設「ヘルシーピット」さんにて、当学園の特別教育顧問 田崎美弥子 先生(東邦大学 医学部医学科心理学研究室 : 教授)の主催される学習会に参加させて頂きました。
参加者はお医者様や、病院でトレーニングを行うご予定のカウンセラーの方々ばかりで、学習会では、午前中にカウンセリングと心理療法の基礎を学習を行いました。
カウンセリングの種類や方法、また、臨床的カウンセリングを段階的にご説明頂き、ラポールの形成や自己理解(患者も治療家も相互に)など面接の際の技術や、命令、脅し、説教などカウンセラーが避けるべきことや、適応の機制(図1)や欲求不満と適当機制の関係(図2)などを教わりました。
心理療法については、心理療法の大まかな歴史、さまざまな心理療法の焦点(過去、現在の主観、環境要因、家族全体)とその治療法。
そこから、精神分析療法、催眠療法、来談者中心的カウンセリング、交流分析、認知療法、行動療法、認知行動療法、家族療法、マイクロカウンセリングの技法などを学び、講義終了後には、皆さまと質疑応答も活発に行われました。
ここでお昼休みとなり、ヘルシーピットさんのお食事を頂く事に。
食前に自家製の梅の酢とハチミツ漬けジュースで始まり、季節のお野菜が沢山のお食事に、皆さま顔がほころび、会話も弾みました。
午後よりは、ニューロフィードバック学習会となり、参加者が交代でクライエントとカウンセラーを行い、SMRやアルファシータトレーニングなど基礎的なトレーニングを実践していき、技術の向上をさせて頂きました。
その際に、機器の取り扱い、操作から脳波の見方などなど、疑問や不明点を、親切丁寧に、田崎先生にご指導頂き、今後のためにとても充実した学習をさせて頂きました。
トラックバック(0)
トラックバックURL: http://www.sinrigakukouza.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/50