本部職員の石原です。
私の道場の弟子が2回目の小沢先生の武道カウンセリングを受けました。
前回は7月5日で、あれから2カ月が経ちました。その時のブログを読まれていない方はここをクリック!http://shinshu.fm/MHz/81.31/archives/0000445060.html)
今回も、個人情報は省かせて頂きますが、私の弟子に許可を得て、ブログをかかせて頂いています。今回は、中島裕指導員も同席しました。
①カウンセリング、②武道の稽古、③催眠、この3段階で行われました。
9月5日(金)
場所は、連盟の高森事務所。午後3時半からスタート。
<カウンセリング>
まずは、前回のカウンセリングからの様子、心の変化、課題である「毎日、寝る前に、リラクゼーション呼吸を15分行う」ことが出来たかの確認をしました。リラクゼーション呼吸は毎日欠かさずに継続できたとのこと。また、カウンセリング後は、精神的に充実していたが、ここ最近、また、精神的に気分が落ちてきてしまったとのことでした。
前回の時の彼は、自分がどうしてこうなってしまうのか、自分でも理由がわからなかったので、心のなかにモヤモヤとしたものが常にあってすっきりしない状態だったのですが、武道カウンセリング終了後には、何故自分がこうなってしまうのか、ということに対してガテンがいき、心がすっきりした状態で、1カ月ちょっとくらいはよい感じではあったものの、ここ最近、また以前に戻ってしまったとのこと。本来自分が求めているものがあるにもかかわらず、小さい頃から植え付けられてきた様々な罪悪感が彼の心を苦しめて自己価値が下がり、小さいことに悩んでしまう、とのことでした。
小沢先生は、上記のことは想定しており、精神的な状態が以前と同じように戻るのは仕方がないし、小さいことをくよくよと気にしても仕方がないが、武道カウンセリングを繰り返していくことで、徐々によくなっていくはずだ、と指導しました。カウンセリング後は、心が安定するので、彼を苦しめていたもともとある罪悪感が軽減され「精神的に安定した時間」になるものの、時間が経てば、また以前の心の状態になるのですが、それを繰り返していくうちに、だんだん「精神的に安定した時間」が長くなっていくので心配はないとのことでした。
これは、日頃の彼の様子をみていての私の感想ですが、彼は上記で「以前の自分に戻ってしまった」といっていましたが、その後の大会の試合の戦いぶりや悩み方をみていても、私はだいぶよい方向に向いていると思っています。彼がよい方向に向かっている、という考えは、第三者の数名の方に、「○○君、何かありました?」と声をかけられ、皆さんが彼の変化に驚いていたことで、さらに自分の考えに確信が持てました。
<武道の稽古>
前回の武道カウンセリングでは、自分を振り返り自分がどうしてこうなってしまうのかを理解するカウンセリングと武道稽古によりリラックス(リラクゼーション呼吸法)を覚えました。
今回は、前回のリラックスに加え、活力をつける為に、小沢先生が脱力を生かした「火の呼吸」をレクチャー。リラックス+運動をして、無意識を有意状態にもっていきます。呼吸、リラックス、運動からアプローチし、この状態を作り出します。これから1カ月、彼は、この火の呼吸を毎日3分行い、活力を付けていくことが課題となりました。
<催眠>
いよいよ催眠です。ここでは、成長過程の肛門期に起きるある種の罪悪感の固着を緩める催眠と、この日にレクチャーしてもらった火の呼吸を毎朝3分行うという、前回と同じように成功体験の催眠を行いました。
火の呼吸をここ1カ月行うことで、リラックスに加えて、さらに活力を養い、次回は、深いレベルの新たな催眠を試みてみることに決定!!いよいよ本格的な催眠療法です。
武道カウンセリング終了後、言うまでもありませんが、彼のオーラはみるみるとよくなり、表情や目にも力強さを感じ、今回の武道カウンセリングの成功を感じました。彼が今後どのように成長していくのか、楽しみです。
<武道カウンセリングのお誘い>
武道カウンセリングは、①カウンセリング、②武道の稽古、③催眠、この3段階で行われます。②の武道稽古は、その方の体力に合わせて行いますので、運動されていない方でも心配はありません。悩みのある方、催眠を体験したい方、是非、ご興味のある方は、以下にご連絡下さい。お待ちしております。
(予約 電話0265-35-8615 石原まで)